10月19日 2日目 午前の様子

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JPHMAコングレス2日目。昨日と同じく、会場は東商ホール。
本日も晴天に恵まれ、すがすがしい気持ちで開催を迎えることができました。

国歌斉唱・JPHMA理事秋山佳胤弁護士による諸注意

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国家斉唱の後、昨日に続き、JPHMA理事秋山佳胤弁護士による本日の発表の諸注意がありました。
一部をご紹介します。

「私たちは、自分にとって役立つ・役立たないに限らず、情報に触れる権利を持っています。この権利は、憲法第21条で保障されています。私たちは、いろいろなものを知り、納得するものを選び、選んだものを基に実践・発信していくことが重要です。
今日もこれから多くの方々が発表されます。私たちは、幸福に生きるために、生活を豊かにするために、表現の自由も手段としてあるのです。誇りを持って、世界に向けて、皆さんの体験や研究の成果を発表していただきたい。治療に携わっていただきたい。」

1日目ダイジェストDVD

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続いて、1日目のダイジェスト映像が放映されました。発表者やご来賓の方々の真剣な表情、バナジー父子のMRI写真を使った発表、そして、由井会長の力強い発表などなど、お昼に豊受弁当を食べたときの笑顔、豊受自然農の畑の様子やパーティーの様子もあり、会場の方々は、熱心に見入っていました。

由井大会長挨拶

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由井大会長より、本日のご挨拶をいただきました。

「誤った情報や価値観に縛られてしまうと、魂が弱ってしまいます。そのためには、正しい情報を知ることが大事です。今日もまた、さまざまなケースや経験を発表していただきます。これらをしっかり聞いた上で、考えてください。幸せに生きるために、あなたができること、すべきことを考えましょう。そのために、ホメオパシーを使って、幸せになりましょう」

そして、1日目と同じように、地球ボール送りが行われ、昨日よりもさらに広く、ボールが会場を跳ね回りました。

JPHMA認定ホメオパスによる治癒症例発表:
佐藤文子氏「感情の解放とともに過食と長年の便秘が改善したケース」

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日本ホメオパシーセンター札幌本部の佐藤文子ホメオパスによる発表は、インナーチャイルド癒しによって長年の便秘が改善したケースです。患者には、いじめられた経験があり、長年、自分の本心を押し殺していたことで、心身に悪影響を及ぼしていました。佐藤ホメオパスの相談会の過程で、クライアントは、こうしたことに気づき、自分の本心を徐々に出していけるようになりました。クライアントは、全ての主訴が改善し、社会復帰も果たしたということです。佐藤クライアントが患者の生活リズムに合わせて、レメディの出し方を工夫していた点が特に印象的でした。

ホメオパシーのレメディーだけではなく、クライアントが自身のインナーチャイルドに気づくことで、症状が大きく改善していくということケース症例を紹介していただきました。

JPHMA認定ホメオパスによる治癒症例発表:
奥敬子氏「無排卵月経の改善から双子の出産まで導いたケース」

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日本ホメオパシーセンター大阪本部の奥敬子ホメオパスは、ホメオパシーとインナーチャイルド癒しによって、無排卵月経から妊娠まで、クライアントを導くことができました。クライアントは、始めホルモンバランスが悪かったのですが、奥ホメオパスは、レメディーと一緒に、ホルモンバランスを整えるハーブなども使って、妊娠に成功。無事、双子を出産しました。

生まれた赤ちゃんは、とても健康的。「自分の体が大嫌いで赤ちゃんを受け取る準備ができませんでしたが、ホメオパシーの相談会で、このままの自分でいいんだ。良いタイミングで妊娠できるとゆったりする気持ちになれた時に妊娠できた」という、クライアントからのお手紙が読み上げられました。

現代医療とホメオパシーを併用しているクライアントに合わせて、妊娠中の不調や医原病、出産・産後のケアに対しても、その都度レメディで適切に対処していることが印象的でした。

JPHMA認定ホメオパスによる治癒症例発表:
山野希氏「どんな療法も届かなかったホメオパシーの深い、深いところまで作用する凄さ」

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山野希ホメオパスは、ホメオパシーによる体験談を発表されました。

クライアントは、日光アレルギー。脱毛症にも悩まされていました。ホメオパシーによる治癒の過程で、激しい好転反応を経験。山野ホメオパス自身も、クライアント自身も、「きれいでなければ愛されない」というインナーチャイルドがあることに気づきました。それに気づいたのは、由井会長の言葉と涙でした。クライアントは、「このままの自分でいいんだ。このままでも愛される」と気づいた時、仲が悪かった両親の愛情にも気づいたそうです。

「これからも、ホメオパシーが本当に必要な人たちに、一人でも多く届けていきたい」。
クライアントと共に、試練を乗り越え、気づきを得た山野ホメオパスは、力強く希望を述べ、温かい拍手が送られました。

国内来賓講演:酒向猛氏
「癌など慢性病から命を守る 食について」

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酒向猛氏は、医師として代替療法にも造詣が深く、ゲルソン療法を実践し、ホリスティックな癌治療に取り組んでいらっしゃいます。今回は、そのゲルソン療法を中心に講演されました。

ゲルソン療法とは、20世紀初頭のドイツの医学博士マックス・ゲルソンが始めた食事療法です。自身の片頭痛を治すために考案されましたということですが、結核や癌にも有効であることがわかったとのこと。今では癌治療のための食事療法として有名です。

今回、酒向氏はゲルソン療法の考え方や、ゲルソン療法で取り入れられている食事について説明され、それぞれの食べ物のメリットやリスクをわかりやすく説明されました。
また、現代医学での癌治療のスタンダードになっている、放射線治療や抗がん剤確立の歴史に関しても説明していただき、現代医学の知識を深めることができました。

海外来賓講演:プラサンタ&プラティップ・バナジー父子
「がんなど難病へ有効なホメオパシーアプローチ
"バナジー・プロトコル"(後半)」

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昨日に引き続き、プラサンタ&プラティップ・バナジー父子による発表です。

ホメオパシー治療をするにあたり、バナジー父子は、科学的に認知されることを重視。インドの国内を問わず、海外でも積極的に論文を発表し続けてきました。今では、アメリカの癌研究センターで共同研究を行うなど、バナジー・プロトコルは、現代医学でも広く認められています。

バナジー・プロトコルに基づいたレメディーによる治療は、癌細胞のみに作用し、正常な細胞には作用しないということが科学的に証明されています。例として、現代医学で治癒が難しい膀胱癌や腎臓癌、脱毛症などの難病のプロトコルと治癒事例も写真で披露くださいました。統計がとられた癌などの難病の治癒症例数と治癒率は目を見張るものがあります。
会場の参加者も驚かれていた様子が伝わってきました。

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バナジー父子は仰います。

「治療家の方々に対して、私たちは謙虚に提案します。ホメオパシーレメディーを処方するという革新的で自然で進化的な方法に、心を閉ざさないでください。そして、日本にホメオパシーをもたらした由井会長は素晴らしい方です」

日本では、ホメオパシーは、まだまだ認知されていませんが、ホメオパシーが第1医学であるインドはもちろん、アメリカをはじめとした海外では、一般的です。日本もこうした海外の情報を積極的に取り入れ、発信し、治癒事例を重ねていくことが重要であると感銘を受けた発表でした。

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