ルディー・バースパー氏 JPHMAインタビュー (2010/9/19)
本日2日目のルディー・バースパー氏講義終了後、奥様のパティーさんも含めて、恒例のJPHMAインタビューが行われました。

ルディー氏ご夫妻は、カナダで、自然科学に基づいたハーネマンの統合医療、ハイルクンストを目指す学校を経営されており、インタビューの最初に、日本で唯一、系統だった統合医療を実践するCHhomとは通じるものがあり、ずっとお付き合いを続けて行きたいとのコメントがありました。



週に4日、ハイルクンストを研究し、週に3日、ご夫婦で100時間、120人の相談会をされているということです。ルディー氏ご夫妻は、クライアントに病気の仕組みとカテゴリーを理解してもらうため、治療マップの説明を十分行ない、 クライアント自身がどの段階にいるか自分でわかるようにしているとのことです。その結果として、最終段階まで4〜6年はかかる相談会に、95%のクライアントが続けてくれるといいます。その背景には、由井学長と同様に、患者を理解する心、愛する心が根強くあるのだということが感じられました。

今回の講義の感想を伺ったところ、まず出席している参加者の数に驚いたとの事でした。そして、難しい内容であるにも かかわらず、各人がとても熱心に聴いてくれ、居眠りする人もないという状況に感銘を受けておられました。


現在のホメオパシー・バッシングの風潮にある日本の状況については、社会的な 3つの段階(@無視、A攻撃、B受容) あるということをおっしゃっていました。現在、日本で、2段階目(攻撃)まできたことは、無視される段階を終えて ホメオパシーが周知になってきたということで、逆に喜ばしいことである。このような状態になるとますますホメオパシーの人気は上がる、また、この風潮に対するJPHMAの対処、対応は、ウェブサイトのホメオパシー新聞を見て、科学的調査も綿密で客観的であり、責任感もあり、非常にすばらしいと賞賛されておりました。

「攻撃するものに対しては、受け流して、反対しないこと、恐怖を感じないこと、肯定的な姿勢を崩さないこと、その上で、科学的な根拠を集め、真実は何かを目に見える方法で示していくことが重要である」など、適切なあたたかみのあるアドバイスを頂きました。

論理的・科学的な方法と実践、それに加えて、クライアントと共感するマインドを重視する姿勢が、共感し、ますますJPHMAとルディー氏ご夫妻の絆が強くなったインタビューでした。