オーストラリアでのAH1N1の予防接種キャンペーンが始まることに対しての
緊急ニュースリリース(2009年9月19日)
オーストラリア予防接種ネットワーク
オーストラリア医療協会と保険会社が、豚インフル予防接種の延期を要望
〜なぜ、政府はキャンペーンを急ぐのか?〜 |
オーストラリア健康省のNicola Roxon大臣は、AH1N1 2009のインフル
エンザの流行に対して、これから2週間以内の9月30日から2100万人の
オーストラリア国民への国を挙げての予防接種キャンペーンを行う声明を出し
た。既に南半球は2009年のインフルエンザの流行期を過ぎたのに、なぜ、政府は
このようにキャンペーンを急ぐのだろうか。
オーストラリア政府の性急な予防接種政策は、パニックへの動揺からなのでしょ
うか。
アメリカで1976年にたった5人の患者が確認されただけで、4000 万人のア
メリカ国民に対して豚インフルエンザの予防接種キャンペーンが行われた時と同
じ過ちをおかす可能性がある。このキャンペーンで25人の方が亡くなり、
4000人の方が重篤な副作用の被害に合い、その多くがギランバレー症候群などの神経障害などであった。英国では、すでに、現在のAH1N1のワクチン
接種した人の中で、ギランバレー症候群の副作用がみられいか神経学者に注意
するよう警告している。
Nicola Roxon大臣は予防接種キャンペーンへの性急な対応をとろうとしている。
保険会社や、オーストラリア医師会や、AVN(オーストラリア予防接種ネットワーク)のように消費者の安全を考える団体などが、
この予防接種について警告しているにも関わらず、である。
この予防接種によって、
今までの情報を総合すると、季節性のインフルエンザよりも危険の少ないとされる豚インフルエンザによる直接の犠牲よりもはるかに多くの死者と
病人を出す危険性がある。
オーストラリア予防接種ネットワークは、政府に対して以下の理由から、この
キャンペーンの再考を要求する。
⇒オーストラリアではABC放送のテレビニュースでも9月19日にこの問題が取り上げられています。
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1. |
この正式名称もないワクチン(AH1N1ワクチンと呼びます)は、CSL
株式会社で製造されますが、24.5マイクログラムのチメロサールが1回の接種で
含まれる。チメロサールは毒性の高い水銀ベースの保存剤で、オーストラリアや
米国、英国では処方箋なしで売れる薬物治療や医薬品、子どもへの予防接種では
何十年も禁止されている。水銀はいまや、67人に1人、男の子では38人に1
人の自閉症や発達障害、大人の子どもの脳へのダメージの急増と関係している。
健康を改善する又は守るための商品には含まれるべきものではない。 |
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2. |
毒性の高い水銀を含んだAH1N1ワクチンは、もっとも傷つきやすい胎児
や子ども、免疫の弱っている人たちに、脳への永久的なダメージを与える攻撃を
しかけるだろう。この政策は狂気の沙汰で、注射により、死亡したり、病気になっ
た人への補償のためのお金がどこにあるのだろう。 |
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3. |
単に経済的な理由からAH1N1ワクチンは大瓶を小分けして接種する方式
がとられるため、これにより、人から
人への感染のリスクが飛躍的に高まる。その結果、保険会社も政府も、このワク
チンを接種した医療機関の補償をすることを拒んでいる。 |
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4. |
オーストラリア医師会の会長Andrew Pesce氏は、連邦政府に対して、予
防接種実施の延期するよう、強く再考を促した。理由は、大瓶にいれたワクチン
を注射器で複数回使用する方法による高い感染リスクと、安全テストが不十分なことである。
ただし、この要求は無視されたのである。 |
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5. |
このワクチンは 効果もテストされていない。メーカーによると、通常の季
節性インフルエンザワクチンのAFLURIAも、AH1N1ワクチンのいずも
インフルエンザを減少させるというきっちりとコントロールされた臨床的研究は
行われていないのである。 |
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6. |
このワクチンには安全性における重大な懸念事項がある。何百万人の方に
接種されるというのに、2000人以下の数週間の安全性テストしか行われず、
しかもその少ない人数の中でもアナフィラキーショックなど生命に関わるアレル
ギー副作用が報告されたのである。 |
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7. |
許認可される前の製造業者の偏見をもった研究により、プラシーボ(二重盲
検査)が行われなかった。このワクチンのテストでは、いわゆる医学的には意味
のない物質を入れたプラシーボを与えられたと言われた人たちには実際は、
毒性の強い水銀を入れた溶液を与えられていた。オーストラリアの治験機構(TGA;
Therapeutic Goods Administration)は、
メーカーのテスト結果に依存していて、どのワクチンに対しても、製品の認可を
出す前に安全性と有効性テストを行っていないのである。この非科学的なやり方
が許されるはずがない。オーストラリアの治験機構は政府の出資でなく、製薬会
社からのお金で運営されているのである。 |
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8. |
AH1N1ワクチンのチメロサール(水銀)保存剤を除去し、少人数での比 較テストが行われたが、副作用の数は半分以下に減ったのである。 |
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