英国下院で行われたホメオパシーバッシングについての対応が世界のホメオパシー団体の結束を強める

http://www.homeopathy-ecch.org/

【和訳】
ECCHとICH共同声明文書
英国下院の調査と最終報告には深い過失があると見なす

2月22日に発表された英国議会下院科学技術委員会のホメオパシーにおける調査報告「証拠チェック」を読み、ECCHとICH理事は、英国会内外で働いているホメオパシーに懐疑的な人々の陰謀が作用して作成されたように映るとこの報告には深い過失があるものと拒否する。

その証拠として、下院は、この調査は、ネガティブな結果にしかならない報告になるための団体と過程を使用している。

この報告と過程における詳細にわたる批判は、準備中で、後にこのウェブサイトに発表される予定。

【原文】
「4 March 2010 Joint Statement from ECCH and ICH: UK House of Commons Enquiry and its Final Report Found to be Deeply Faulted After consideration of the UK House of Commons Science and Technology Committee's "Evidence Check' enquiry report on homeopathy the ECCH and ICH Councils reject the report published on 22 February as the product of a deeply faulted process that appears to have been driven by the coordinated efforts and opinions of a few members of the UK homeopathy sceptic cabal working inside and outside the House of Commons. As evidence emerges of how the enquiry was carried out it would appear that the institutions and processes of the House of Commons have been used to produce a report that was never ever going to be anything but negative in its conclusions. A more detailed critique of the report and the process that has given rise to it is in preparation and will be published at a later date on this web-site.」


■ホメオパシーの医療費削減への費用有効性について

http://www.homeopathy-soh.org/whats-new/research/evid/cost-benefit-studies.aspx

【和訳】
現在のNHS(国民健康保険)の予算は900億ポンドを超えており、費用有効性は非常に重要な問題。 The National Institute for Clinical Excellence(NICE)は、NHSによってどんな治療が施されるか決定するのに責任を持つ機関。
NICEは、費用有効性に対する特定治療によって提供される利益を判断しなければならない。
NICEは、費用有効性のみで治療介入を受け入れたり拒否したりしないが、これは、決定するのに主要要素であるのは疑う余地がない。
次の研究は、ホメオパスによる治療がNHSに対して費用有効の選択である事を示している。

<費用有効性の測定>

ホメオパスによる治療は、同じ、もしくは、より低い費用で、より良い結果を達成する事ができる

● 一般的な治療において、493名の患者を診たドイツの研究は、同じような費用で、ホメオパスによる治療の方が現代医学治療よりもより良い結果をもたらした事を見出した。

● 生後18ヵ月〜4歳の年齢の499名の子供の研究では、再発性上気道感染の治療において、ホメオパシーの治療は、抗生物質よりも、より医学的に効果があり、費用有効である事を見出した。

ホメオパスによる治療は、現代医学医薬品のニーズを減らす事ができる

● NHSの一般治療において223名の患者に行った調査では、1年の期間をかけてホメオパスによる治療を可能にしたら、GP(家庭医)のコンサルテーション数が70%まで減り、投薬への費用は50%まで減った。

● 王立ロンドンホメオパシー病院での500名の患者調査では、ホメオパシー治療後は、多くの患者が現代医薬品を減らす、もしくは止めることができた事を示している。その効果サイズは、診断によって様々。例えば、皮膚疾患を持つ患者の72%は、医薬品を止めるもしくは減らす事ができた;癌の患者にとって減少はなかった。

● 子供の急性耳の炎症に対する現代医学治療とホメオパスによる治療の比較研究。ホメオパシーグループ103名の内、5名だけが抗生物質を必要とした。ホメオパシーを受けている子供達は、最初の炎症中の痛み緩和がより早く、翌年の耳の炎症はより少なかった。