Gustavo Bracho(グスタホ・ブラチョ博士)

キューバ共和国フィンレイ研究所ホメオパシーと生物療法プロジェクト代表

※7日(土)、8日(日)講演予定

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キューバ共和国 首都ハバナのフィンレイ研究所
キューバで毎年ハリケーンの時期に多くの人が発症する感染症、レプトスピラ症に対してノゾーズレメディーによるホメオパシー的予防を行い、顕著な成果をあげました。これは、原物質を使い副反応などのリスクの高い予防接種という方法によらずとも、安全なホメオパシーを使った予防が感染症対策にも有効であることを実証したもので、これらの研究成果を発表いただく予定です。
ブラチョ博士の実践もホメオパシーのレメディーが希釈振盪していても有効であることを実証するものです。そして、キューバでのホメオパシーの発展は目を見はるものがあり、ホメオパシーも取り入れたキューバの医療の特徴やビジョン、ホメオパシーのキューバでの歴史も発表いただきます。
具体的には2007年11月、強い降雨から大洪水が起こり、衛生と健康面で深刻なダメージを受けた、汚染された水に曝された約230万人の人々が、レプトスピラ症に感染し多くの犠牲を出す危険性が懸念され、キューバ東部の3つの地方に対して、この状況を考慮し、フィンレイ研究所としてホメオパシーレメディー・ノゾーズの集団投与を行った。監視疫学の結果は、実施介入2週間後、その罹患率の劇的な減少と入院患者の死亡率の減少を示した。確認されたレプトスピラ症感染・流行が流行予測等に比べても顕著に低く、その後も継続調査が行われていて最新の報告もあわせて発表いただく予定です。