2012年9月29日 1日目 午後の様子

由井寅子大会長による農業の発表
「安心・安全な食と農業への取り組み-目に見えない気を大事にした作物づくり-」

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由井寅子大会長による、自然農法についての発表です。 まず、農業生産法人 日本豊受自然農の畑の様子が、映像で紹介されました。NPO法人 元氣農業開発機構の方々も見学に来られるなど、注目を集めています。 農薬ではなくアクティブプラントを使うことによる、土壌を汚さず微生物を大事にする農業の実現。牛・豆・ミミズが良い土を作るということ。そして、自家採種の大切さ。 今回のコングレスの壇上にも、豊受自然農の畑から運ばれてきた花や作物が多く並び、舞台に花を添えています。

自然農発表:
工藤暢彦氏、米丸輝久氏 「日本農業改革」

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農業生産法人 日本豊受自然農の工藤暢彦・米丸輝久氏による自然農の発表です。
米丸輝久氏は、日本豊受自然農の北海道 洞爺農場を紹介。無農薬で、なるべく人の力だけで作物を作っています。米丸氏曰く、育てている自家採取の野菜と共に、畑で働く人間も成長してきたように思うそうです。
工藤暢彦氏は、日本豊受自然農の静岡 函南農場を紹介。一般的な近代農法、有機農法と、自然農法の違いについて説明しました。
自然農法の根本にあるのは、自然に対する敬意。資源の枯渇や環境汚染による近代農法の限界が叫ばれる中、自然農法の必要性が高まっています。

宮嶋 望氏
「電磁波から解明する 水・光・命・ホメオパシー」

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農事組合法人 共働学舎 新得農場代表 宮嶋望氏による発表です。 「自労自活」をモットーに創設された共働学舎。従来の人工的な薬剤や遺伝子組み換えを使って農産物の収量が上がっても、牛や環境、さらにはそこで働く人や消費者にも大変な負荷がかかっています。共働学舎では、自然素材やバイオダイナミック農法を使うことで、環境に負担をかけず、収量ではなく品質を上げる酪農・チーズ製造に取り組んでいます。その実践の紹介をしていただきました。
また、炭を使った環境改善の取り組みや、植物はいかにしてエネルギーを取り込んでいるか、その光の波長から説明いただき、氷の結晶とアミノ酸の結晶の生成、また宇宙の銀河の衝突も同じ方程式で説明できることや、水分子の結合がコピーされていくことが、ホメオパシーの説明にもつながるのではないか、など様々な仮説・研究について発表していただきました。これらが酪農や農業にも密接に結びついていることを、まさに実践の中で説明してくださり、これからの農業・酪農について宇宙の法則から考えていく必要性と可能性について示していただきました。

小倉 謙氏
「心の病を科学する~わが国の精神医療の実態と未来への提言~」

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市民の人権擁護の会世話役 小倉謙氏による発表です。具体的な統計や数値を上げ、日本の精神医療の実態についてご説明くださいました。 現在では「5大疾患の一つ」と言われるまでに急激に増加した精神疾患。しかし、これには、大きなカラクリがあるのです。統計を見ると、精神疾患患者の増加と、精神科受診・抗精神薬使用の推進は、奇妙に一致していることに気づきます。精神科に行くと、医師の主観によって何らかの病名をつけられ、容易に薬を処方される現状。そして、病気を治療するはずの薬が、かえって病気を悪化させ、患者自身はもちろん、社会全体を圧迫している現実に、会場は、大きな驚きの声に包まれました。

由井寅子大会長
「目に見えないものに助けられて・・・その症例集 Part1」
子供達の難病のケース アイセル病、白血病、自閉症、膠原病 これらはお母さんの目に見えない愛があったからこそ子供達は治って行った

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「星の王子様」に扮した由井会長が満を持して登場!「大事なものは目に見えない」と星の王子様は言いました。同じように、自己治癒力も病気も愛も、目に見えないものなのです。
今回説明してくださった由井会長の症例は、アイセル病、ダウン症・白血病、膠原病・皮膚筋炎、自閉症。クライアントが由井会長によるZen(禅)メソッドによって改善していく例が映像で紹介されました。これらの症例を通して、難病と医原病が密接に結びついていること。ホメオパシーが肉体のみならず、心・魂をも救っていることが事実であること。そして、母親の愛情が、子供の症状を大きな改善に導くことがはっきりわかります。科学の世界では「目に見えないもの」が否定されがちですが、症状が改善していく過程で「目に見えないもの」がいかに大切か、会場の皆さんは、大変納得したようでした。

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ロジーナ・ゾンネンシュミット氏
  「ユーモアセラピーとホメオパシー ~ドイツの現状・笑いの大切さ、笑いのレメディー紹介、ユーモアが病気を治す~」

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ドイツのホメオパス、ロジーナ・ゾンネンシュミット氏による発表です。RAH UK校から中継で参加してくださいました。
ロジーナ先生は、「ハイルプラクティカー(自然療法士)」の資格を持つ、ドイツで最も有名なホメオパスです。ホメオパシーに食事・運動療法などを組み合わせて、統合的な治療に取り組んでいらっしゃいます。 今回のテーマは、笑いの大切さ。笑いには、免疫・代謝活性、痴呆の減少など、様々な効果があります。癒しには笑いが不可欠。こうした笑いの効果の研究は、「Gelotology」と呼ばれてるそうです。
クライアントだけではなく、ホメオパス自身にも笑いが必要だとロジーナ先生は仰います。ホメオパス自身が、ホメオパシー治療によって、気づきを得て、笑顔を取り戻した例が紹介されました。「内なる直感を信じ、勇気を持つこと」「悟るためには笑顔も大切」…日本のホメオパス達に向けて、力強いメッセージをいただきました。

パネルディスカッション
「ホメオパシーはメタサイエンス Part1」

言霊研究家の大下伸悦氏の司会のもとに由井会長および来賓の方々によるパネルディスカッションが開催され それぞれの立場からの本コングレスの感想、ご自身の考えを語っていただきました。
参加者は以下のとおり。

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由井会長 川田研究所 理学博士
川田薫氏
共働学舎 新得農場代表
宮嶋望氏
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NPO法人
自然科学研究所
理事長 小谷宗司氏
日本未病システム学会
臨床・検査部会長
加瀬澤信彦氏
市民の人権擁護の会
日本支部 小倉謙氏
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池尻クリニック院長
高野弘之氏
大麻草検証委員会
代表 森山繁成氏
新日本文芸協会
SNB49プロジェクト
代表 橋本留美氏
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女優 益戸育江氏 哲学者 斉藤啓一氏 幸塾 根本佳代子氏
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最後に司会の大下氏より。 「今日の症例は、涙なしには見られなかったです。ホメオパスの発表も大変素晴らしかったです。私も泣きました。 本日の発表に、一貫しているテーマが あることに気づきました。一つはもちろん「メタサイエンス」。 そして、「恐怖を煽らない」「敵対しない」「許容する」「笑顔とユーモア」です。宇宙の構造 は、永遠の微笑みです。 笑顔を取り戻さなければなりません。そして、今日の由井先生はカワイかったですね。」 との言葉でパネルディスカッションは締めくくられました

由井会長より1日目の総括

「2年前、バッシングを受けて辛い思いをしたとき、ある日ふと「仲間がくるよ」というメッセージを受け取りました。しかし、すぐには来ませんでした。2年後の今、こうしてようやく仲間が来たのは、由井寅子が変わったからなんです。昔は、大きな声で怒ってばかりでした。ごめんね。許してね。でも、あれから、敵が増えても、どんどん受け入れて、なんでもやっていたら、今度は、どんどん味方が来るようになったの。月並みな言葉だけど、受け入れて、受け入れて、愛を発信するが大切。こうしてたくさんの仲間達が来てくれたことに感謝です。皆さん、本日は長い間ありがとう。明日もあるからね。お疲れ様でした!」

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懇親会・パーティーの様子

司会者の「JPHMAパーティーのスタートです。乾杯!」挨拶で、パーティー開始!

しばらく、歓談と食事が続いた後、いよいよ待ちに待った大抽選会です。参加者に豪華賞品が次々と当たり、歓声を上げていました。由井会長著の新刊本『インナーチャイルが待っている!』も賞品に。「インナーチャイルドは、あなたに扉を開けて欲しくて待っています。扉の開け方は、全部、この本に書いてあります」
初めて当選したという方、毎回当選しているという方。喜びの声を聞かせてくれました。その後、会場にいる参加者全員でおなじみの「ホメオパスの歌」を合唱し、大いに盛り上がりました。最後に、由井会長からの「コングレスは明日もあるから、早く食べて帰ろ!」というあいさつで締めくくられました。

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主催:一般財団法人 日本ホメオパシー財団 日本ホメオパシー医学協会

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