■日本ホメオパシー医学協会の予防接種に対する見解

私たち日本ホメオパシー医学協会は、200年前にドイツ人医師ハーネマンによって確立された欧州発祥の自然療法であるホメオパシー(=同種療法)を日本で取り組んでいる団体です。ホメオパシーは、原物質を高度に希釈・振盪することで、原物質の情報パターンのみをとりこんだレメディーと言われる媒体(砂糖玉を使うことが多い)をとることで、もともと生命体自身がもっている自然治癒力(バイタルフォース)を触発し、自らの力で健康を取り戻していくという生体が本来有する機能を活用したものです。また、原物質そのものに起因する副作用の問題もなく、自然で安全な療法です。そして、ホメオパシーでは、その人の自然治癒力の滞りのパターン(体内毒や心のこだわり)と同種のパターンをもつレメディーをとることで、レメディーが自分自身を映す鏡となり、身体レベルや心のレベルで気づきが生じ、体内毒の排出やこだわりの解放(好転反応)が生じ、治癒に向うという原則があります。

今日まで当協会に所属する認定ホメオパス(ホメオパシー療法の専門家・有資格者)たちがホメオパシーの健康相談を行うなかで、直面した事実があります。それは、予防接種の情報パターンをもつレメディーや、予防接種に含まれる添加剤や生産工程で使用される物質(水銀、アルミニウム塩、ホルムアルデヒドなど)の情報パターンをもつレメディーをとることで、予防接種後の急性障害だけでなく、予防接種以来の体調不良や慢性症状をはじめ、アレルギー、発達障害、自己免疫疾患や精神疾患、ガンなど多くの心身の問題でも、好転反応が起こり、多くの方が治癒に向かっていったという事実です。

私たちは、ホメオパシーを通じて直面してきたこの事実こそが、「予防接種が心身を問わず多くの病気や副作用を引き起こす原因の一つとなっている」ことを示唆するものであると確信しています。また、予防接種については、その有効性そのものに対する疑問の声も多く、本来、異物や毒物を生体内に直接入れるという行為は、生体にとっては危険を伴うものであり、ましてや、免疫系の発達が十分でない乳幼児にとっては、その危険性は計り知れないにもかかわらず、十分な警鐘が鳴らされていない事実を憂いています。

私たちは、子供のかかる病気は自然に任せるべきであり、その病気にかかることは子供たちがすこやかに育つために「かかる必要があること」と考えています。そして、その病気にかかった時には、ホメオパシーで対処することにより、かかり切る、出し切る、治りきることができ、これにより子供たちは一皮剥け、身体的にも精神的にも成長を遂げることができ、生きる力を強くし、後の人生を楽に生きていくことができるになると考えています。

私たちは、予防接種大国でもある日本においてホメオパシーに取り組む専門家として、ホメオパシーを応用することにより、予防接種の対象となる子供たちのかかる病気や予防接種に由来する様々なトラブル(ワクチノーシス)への予防や対処が可能であり、ホメオパシーがこれら問題に対する一つの解決策となると考えています。そして、「何が子供たちの健康において、真に必要であるかは、自らが判断し選択する」こと、「この地球上の生きとし生けるものは、健康に生きることの権利を持っており、これを奪うことは誰にもできない」ことを、予防接種に代わり対処できるすべをもっている私たち日本ホメオパシー医学協会が、日本国民に広く伝えていく義務があると考えています。

2007年3月20日
日本ホメオパシー医学協会 理事一同