■ICHの皆様・私の全ての仲間の皆様、

この3日間、私、JPHMAのメンバー、日本の国民を心配される、多くのメッセージを頂き、誠にありがとうございます。 JPHMAのHPにて、エールのお礼をお伝えさせていただいております。また、皆様全ての温かいサポートに対し、この場をお借りして心から感謝を述べさせて頂きます。

今、現代医学が、緊急な状態の方々を受け入れて命を救うために、救急対応に力を尽くしてくれています。 私たちホメオパスは、PTSDを残さないために、心のケアを早いうちにしたいために以下のように取り組んでいます。

厚生労働大臣には、本日お手紙を送り、無料のホメオパシーレメディーを持って被災地にボランティアを送る準備をしております。

私自身も、交通が復旧したら訪れたいと思っています。

『由井会長から細川厚生労働大臣へ送った手紙』

被害者の皆様へJPHMA会長からのメッセージ

2011年3月11日午後2時46分頃、三陸沖を震源とするマグニチュード(M)9.0(暫定値)の地震が起き、宮城県北部で震度7を観測。同3時15分にもM7.4の余震があり、茨城県南部などで震度6弱を観測。 現在、行方不明者は15,000人、死者は1,800人にもなっており、10m以上の津波が起こり、多くの海岸線では津波が5kmまで上がってくるという状態となり、多くの町が飲みこまれてしまいました。各地で被害の拡大も確認されて、原発の問題も大きく指摘されています。

これほど広範囲に渡る地域に被害が出て、今もって余震が続いております。
この度の地震に遭われた方々、また家族や知人で被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

どこへ行くにも、必ずホームキットを持参してください。
どんなときにも、ホメオパシーに関係する人々は、気丈に、勇気を持たれ、助けが必要な方々に手を差し伸べましょう。

ホメオパシージャパン株式会社から応援をいただき、被害者の皆様、そして、心が不安で仕方がない皆様に、JPHMAから以下の2種類のレメディーを無料でお渡ししています。 お渡し場所は、全国のカレッジオブホリスティックホメオパシー(CHhom)のショップにてお受け取りください。

@Acon.とArn.、Ars.のPTSDレメディー
恐怖や不安、打撲ケガにあう必須のレメディーとなりますので、常に持ち歩いてください。 大地震によるショックから深い心の傷となるPTSD(心的外傷後ストレス障害)にならないために、早いうちにホメオパシーで対処する事が望ましいと思います。

ACadm-s.、Sol.、Pluton.、Kali-iod.、Rad-br.、Uran-n.、Caes-h.などの放射線レメディー
放射線の問題にあうレメディーです。

また、キットお持ちの方は、以下のレメディーは心のショックや緊急時の対応にとっても良いレメディーです。
(過去にこのような経験でPTSDをお持ちの方にもおすすめいたします)

Acon. (アコナイト) 恐怖、後に恐怖が続く
Op.(オピューム) 恐怖、恐怖の感覚が麻痺するほどの恐怖
Arg-n. (アージニット) 恐怖、パニック
Stram.(ストロモニウム) 恐怖
Ars.(アーセニカム) 不安、心配、下痢
Arn. (アーニカ)、Hyper.(ハイペリカム) 打撲、ケガ
Canth.(カンサリス)、Ars.(アーセニカム) 火傷への対処
Phos.(フォスフォラス) 感電への対処
Nux-v.(ナックスボミカ)、Ars.(アーセニカム)、Carb-v.(カーボベジ)
有害物質よる空気汚染もしくは、雨

※(JPHMA事務局より) このたびの大震災のための救援レメディーとしてPTSDレメディーならびに放射線レメディーの全国への無料配布は3月31日を持ちまして終了させ ていただきました。
今後も1日でも早く心と体が癒され健康を取り戻すことができますよう
お祈り申し上げるとともにできる限りのサポートを行ってまいります。

このたびの、東北地方太平洋沖大地震について、すさまじい今日の震災の一日として、以下のニュースが報道されていました。
また、この震災の中にいて、この震災の意味を考えました。この震災をどう受け止めて、どのように、考えるかということについて、とても重要なことを皆さんにお伝えしたいと思います。

南三陸町の役場に勤めている若い娘さんがいて、役場の危機管理を担当していて、大津波が来る発令を村の皆さんに伝えなければならない責任があるので、残らなければなりませんでした。 お母さんが呼ぶのも、振り切って、「皆さん逃げてください、逃げてください」と(放送で)伝えたそうです。 6mの津波がきます、とずっとマイクを離さず放送をしていました。 それを聞きながら、お母さんは涙ながらに断腸の思いで、彼女を振り捨てて、働く娘の最後の声を聞きながら車で逃げたのです。 後ろの車は波にのまれてしまって、その人たちも助けてもらいたい一心でフォーンを鳴らし続ていました。
そのフォーンと娘の声を聞きながら、自分は山に逃げることができたのですが、それは、本当につらい体験で身を切られる思いでした、 というニュースがありました。

結局、役場の人々は、ほとんどが亡くなられ、何とか屋上の鉄塔にしがみついた強靭な男性だけが生き残りました。 3Fで最後までアナウンスしていたのですが、その残骸のビルは3階の窓ガラスは割れ、部屋には流された様々なガレキであふれていました。 津波は6mではなく、10m以上の大津波となり、のみこまれてしまったのです。

そしてこの大津波で一番問題となったのは、海辺の近くの原子力発電所だったのです。
そして、日本は55基の海辺の近くに原子力発電所がある、世界にも類のない原発保有国なのです。

今回の、この災害に直面して思うことは、原子力発電でなく、できれば自然なものを利用し、人間の体に安全なものの利用をお願したいと思います。

これを機に、日本人は賢くならなければなりません。

日本から、原発による原子力発電ではなく、自然を利用した安全な方法で電力が供給できるシステムをすすめる運動をしていかないといけないと思います。

日本国民が今、皆で原発はもう要らないんだと、そういうふうに言えるような発電システムにならなければいけないと思いますし、こういった流れをつくれるように日本から世界に発信していきたいと思います。

世界のみなさんはそれを見て、日本がこうやって原発をなくしていったのだから、私たちもそれを見習おうという、この波が世界に流れていくことになっていったらよいと思います。

だから、今、日本国民がやらなければならないことは、早急に、原発による電力に代わる、波を使う、風を使う、自然の発電所をつくっていく必要があると思います。そのような自然を使った電気を作る開発に邁進していかなければならないのです。

日本から原発が消える日を 夢見て、日本から発信していかなければならないとこの災害の中にいて強く感じています。

今、日本では、死者が1,800人、行方不明者が15,000人、そして、県警の発表では、死者が1万人を越えるだろうとの見方をしています。
日本はすでに広島長崎に原爆が落ちたのですから、私たちの国から原発がいらないのだと発信しなければならないと思うのです。 それを今、日本人は突きつけられているのだと思います。

この大きな災害を受け、多くの人々が死に、これから原発による被爆が予想されるこの日本が何もしないのであれば、世界中の原発はなくならないでしょう。
これは、この大きな災害を受けた日本にかかっている使命であると感じております。
だから私たち日本人が、今こそ流れを変えるように頑張らなければならないのです。

これだけの大きな犠牲を払わなければ、私たちは、日本に55基もある原発のおそろしさを理解することができなかったのです。だから、昨日よりは今日、今日よりは 明日、と私たちは、賢くなっていかねばならないと感じています。

ハーネマン曰く< Dare to know 敢えて知れ >です。

私たちは何が安全で何が安全でないのか、何が事実で何が事実でないのか、何が正しくて何が正しくないのか、今こそ求めて知らなければなりません。 そして、日本が原発をやめることによって、世界中の国民が救われるのだと思います。

今、日本人は勇気を持ってこの運動をやらなければならないと思います。
皆さんの国々から危険な原子力発電所がなくなり、自然な発電所がつくられていくことを心から望みます。

世界の同種同胞のホメオパスの皆さん
今年10月8、9、10日の3日間、日本で行われるICH&JPHMAホメオパシー国際カンファレンスでは、回復した日本の姿をお見せしたいと思います。 是非、カンファレンスへおいでいただき、日本でお会いできますことを心まちにしております。

日本ホメオパシー医学協会 会長 由井寅子