独ミュンヘンにて、EUの補完代替医療リサーチ3ヵ年プロジェクトがスタート
ホメオパシー国際評議会(ICH)秘書官のスティーヴン・ゴードン氏も参画


引用 欧州ホメオパシー評議会Webサイトより訳 日本ホメオパシー医学協会
http://www.homeopathy-ecch.org/

ヨーロッパにおける補完代替療法(CAM)分野のリサーチのため、EU委員会資金による3ヵ年プロジェクトが発足し、その開幕集会が、2010年1月21日&22日にミュンヘンで行われた。CAMbrellaと題されたプロジェクトは、14の大学をベースとした調査チーム連合の主導のもと、CAM部門から利害関係者代表の顧問グループや、他の、患者、消費者を代表する他利害関係団体と協力して行なわれる。集会では、EU委員会研究開発総局の代表者が演説し、このプロジェクト管理に関与するさまざまな責任について、また、資金獲得に名乗りを上げるいくつかのグループの内、成功したCAMbrella連合に対して、150万ユーロが与えられる事が述べられた。

このプロジェクトは、3年以上に及び、2012年12月に概括報告を提出して完了する予定で、その際、プロジェクトの最終会議が行われ、その会議では、調査結果が発表され、討議されることになっている。8つのワーク・パッケージの議題を通して調査される分野には、さまざまなCAM様式の詳細と用語の定義;患者の利用、ニーズ、期待;CAM治療薬・製品業界を含む供給者側の視点、そしてこの分野における将来の調査のたたき台として、これからのCAM調査への提言のロードマップが含まれる。ECCCHでは、総秘書官スティーヴン・ゴードンがCAMbrella諮問委員会代表として出席する。

予備情報は、下記ウェブサイトでご覧いただけます。
※このサイトは、プロジェクトの進行に伴い随時更新されます。
http://www.cambrella.eu/ca.html

EU保健と消費者委員、Androulla VassiliouからCAMbrellaについての発表
http://www.europarl.europa.eu/sides/getAllAnswers.do?reference=E-2009-3421&language=EN

ホメオパシー国際評議会(ICH)は、世界30ケ国のホメオパシー協会が加盟、JPHMAも2006年から日本代表として加盟し、JPHMA由井会長が、ICH総会にも出席、2011年10月には、ICH初となるホメオパシー国際カンファレンスと総会が日本で開催されることが決定しています。

ICHでは、ホメオパスはすでに確立された職業資格であり、ホメオパスとしてホメオパシー医学の専門教育を受けたものが、その職業を担うものであるという考えており、加盟各国で多くのプロのホメオパスが活躍しています。また、ICHはその国のホメオパス職業保険をもつ団体の下でホメオパスは活動すべきものとしています。実際、JPHMAのICH加盟の際にはホメオパス職業保健を持つことを条件とされました。JPHMAが現在日本で唯一ホメオパス職業保険を持つ協会です。既に日本では、RAHJRAHなどのJPHMA認定のホメオパシー教育機関や海外のホメオパシー教育機関などでの所定の教育カリキュラムを修了し、JPHMAの認定試験に合格すれは日本のホメオパス職業保険の下、日本国内でのホメオパスとして活動が可能です。既に500人以上(2009年12月現在)のプロのホメオパスが、全国200ケ所を超える日本ホメオパシーセンターを中心に活躍しています。ホメオパシー医学誕生から200年の節目となる2010年5月、ハーネマンの原点を復興し、統合医療の分野で高まるホメオパシーのニーズに対応し、医原病などへの現代病へも対処できるプロのホメオパスを本格的に要請していくために、ホメオパシー統合医療専門校カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー(略称CHhomシーエイチホム 学長 由井寅子ホメオパシー博士)の日本開校が決定し、日本でのホメオパシー統合医療を支えていく人材の輩出が期待されます。