「災害を乗り越えた福島の母子のケース」

このケースは、福島から放射能の影響で、他県へ避難している母子のケースです。
放射能への不安、慣れない土地での学校生活、狭いアパートでの避難生活。
母子のストレスは大変なものでした。

しかしホメオパシーのレメディーと、インナーチャイルド癒しによって、お母様がどんどん変わり、それとともに、娘さんもどんどん成長し、主訴であった、娘さんの心因性視力低下が改善していきました。

そして、ホメオパスである私は、大きな罪悪感と戸惑いを抱きながら、このケースを担当させていただいていました。
それは、自分では変えようのない、私の置かれた立場からくるものでした。

悩みに悩み、ふっと思い出した言葉。
それは、「人はいつか必ず否定していたものを受け取るときがくる」という由井会長の言葉でした。そして私は自分の持っていた価値観に気づいたのです。

このケースは、震災から多くを学び、見事に乗り越えた母子のケースであり、私自身が大きく成長できるキッカケを与えてくれたケースでした。

今回このように発表する機会をいただいて、本当に感謝しております。

いまだ復興のままならない被災地の方々に、何かしらの希望となれば嬉しいです。

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